韓国ファングッズなど

        

韓国、アイドルファンの自作グッズ販売の問題

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2016/ 02/ 02
                 




 先日こんな記事が出て、
日本語版も出ていたので、今更感ありつつも興味深く読んでました



◆ アイドル'写真を取って商品販売…熱狂ファンなのか商売人なのか
[どう思いますか] 非公式芸能人'グッズ'取り引き


マグカップ・カレンダー・Tシャツなど作って…一部ファンは500万ウォン分購買も
肖像権侵害して正式商品被害、企画会社はファン減るかと思い心痛



 ある男性アイドルグループのファンの女子大生Aさん(22)は、先月、インターネットでメンバーの写真集1冊を4万ウォン(約3900円)で購入した。メンバーの海外活動写真が含まれている'貴重版'だった。ある熱狂ファンが自ら制作したこの写真集は、韓国で正式に販売された商品ではない。Aさんは、「これまでにこのメンバーらの顔がプリントされたマグカップやTシャツなどを計500万ウォン(約49万円)分も購入したが、ほとんどは熱狂ファンが自ら作った非公式の商品だ」と話した。

 一部の熱狂ファンが作った芸能人関連商品の取り引きが増えて芸能企画会社が苦境に陥っている。
スターの写真や似顔絵などを用いて作ったこのような商品は、芸能人ファンたちの間で'グッズ(Goods)'と呼ばれる。 こうしたグッズは 芸能企画会社の許可を得て作る場合はほとんど無い。
最近芸能企画会社が正式発売した商品より ファンたちが作った非公式グッズがもっと多く売れて芸能企画会社が困惑している。

ファンたちが作る非公式グッズは、肖像権や著作権侵害の素地がある。
だが、熱狂ファンの世論が芸能人の人気や収益に直結するために企画会社がこれを問題にするのは容易ではない。 実際に去る2011年 ある人気アイドルグループの所属会社がグッズを売るファンたちに「法的対応をする」という文をインターネットに載せて「ファンたちを商売人扱いするのか」という抗議を浴びて謝罪文を載せたこともあった。

このような不法グッズは主に'ホームマスター(Home Master)'と呼ばれる芸能人ファン コミュニティ管理者が制作するという。 これらは芸能人の一挙手一投足に付いて回って写真を撮り、これを使って物品を作りインターネットで販売する。 ある芸能人ファンカフェ'ホームマスター'(女・27)は「ファンたちが作ったグッズのおかげで広報効果が生れるので、芸能人や企画会社にとってもより良いことではないのか」と話した。

ファンたちが作るグッズが芸能企画会社の悩みの種になったのは、芸能人グッズ市場規模が年間1000億ウォンを越えるほど大きくなったためだ。

(ソース 1/20 朝鮮日報




こちらは、もっと深刻な問題提起をしています
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◆ アイドル追って大企業の年俸儲ける'ホムマ' 
芸能人肖像権侵害、脱税論議など



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別名‘ホームページ マスター(ホムマ)’らが昨年7月仁川国際空港出国場で、海外公演のために出国する有名男性アイドルグループ写真を撮っている。 ホムマ志望生イ某さん提供.


“大企業年俸より多く儲ける‘ホムマ’(ホームページ マスター)もいます。
一つの羨望受ける職業になったと見られます。”


 1年余りの就職準備の終わりに昨年末大企業に入社したイ某(24・女)さんは、人に知られずに育てている夢が別にある。まさに有名ホムマになることだ。
初めて月給を貰うやいなや大砲カメラ(高性能レンズが走ったカメラ)と写真補正ソフトウェアを買ったという初歩ホムマ イさんは昨年一度商品販売でかなりの収入を出した。
直接撮った男性アイドルグループの写真でデザインしたプラカード(1個当たり1万3,000ウォン)を販売するという文をホームページに上げた後100個の注文を受け、製作費を抜いて約50万ウォンを手にしたためだ。 イさんは「有名なホムマではなかったが初めての販売で50万ウォンを儲けて少なからず驚いた」と話した。

 別名ホムマと呼ばれる彼らが大ブレイクしている。
彼らは通常、自分たちが好きな芸能人オンラインホームページや社会関係網サービス(SNS)のアカウントを運営する。しかし、最近では、特定の芸能人と関連した自主制作商品を直接作成し、販売までして、少なくは数十万円から多くて数千万ウォン台の収入を上げる企業型に変質され、違法脱税議論もふくらむ状況である。

有名ホムマの場合は、直接撮影した有名人の写真を集めた5万ウォン相当の写真の本を売ったり、ギャラリーで直接写真展を開いて、1人当たり1万ウォン程度の入場料収入を上げる方式である。
最近では、芸能人をキャラクター化して作った人形を限定的に販売しているホムマドルもできた。

ホムマドルは雨後の竹の子のごとく増えているが、商品の販売は非公式なので違法性でも幅を利かせている。最も深刻なのは、芸能人たちの肖像権侵害の問題だ。
芸能人の肖像権は企画会社にあるが、ホムマドルは、自分たちが作って販売している芸能人たちの肖像権使用料を全く出さないという議論だ。

有名芸能事務所の関係者は、1日、「ホムマドルを積極的に申告すれば、ファン達の反発を買うことになるかと思ってどうすることもできないのが実情だ」と打ち明けた。

別の芸能企画会社の関係者は、「肖像権はおろか海外公演があると自費でビジネス航空券を切って芸能人隣の席に一緒に乗って飛行中ずっと写真を撮る一部ホムマドルがいて、困る時も一度や二度ではない」と話した。

 脱税の温床に変質して行きつつあるという点も 問題の深刻性を加えている。
有名ホムマの中の一部は、事実上販売を専門として最高数千万ウォンの収入を上げているが、税金は一銭も出さずにいる。

ある税務専門家は、「一部ホムマドルは、販売専門で高価な所得を上げながらも事業者登録や所得申告を個別にしていないことは、明らかに脱税カテゴリに該当する」と指摘した。

物品販売を口実にした詐欺もたまに発生するが、これに対する被害補償も容易ではない。
先月24日には中国ファンたちを相手に某アイドルグループの人形販売注文を受けた後潜伏したホムマ事情が、ツイッターとフェイスブック上に飛び交うこともした。

 警察関係者は、「ホムマドルの場合、有名だという理由で簡単に信じてしまう購買者がいて、詐欺犯罪の可能性がさらに露出している」として、「直接取り引きなどを拒否したり、口座振込などに固執する販売者らと物品を取り引きする時は特に留意しなければならない」と助言した。

(ソース 2/2 instiz)




 一方で、こんな記事もある
どうかしてると思うのだけれど、堂々「VOGUE」の記事
グッズのことが詳しく書かれているので

  ↓

◆ グッズの新世界 -VOGUE culture-

 グッズ市場が大きくなってエンターテインメント会社では昼夜を通してアイディアあふれるグッズを出しているが、ファンたちは相変らず直接写真を撮って絵を描いてグッズ作りを止めない。
それはすべてとても愛するからだ。

先日、ある芸能番組でBIGBANGのテソンが、自分の鼻、唇のパターンを真似て作成されたアイストレイを紹介した。唇のしわ、鼻の表面までありありと生きていた。テソンのファン達は"もったいなくてビニールも外せないレアアイテム!"と、このアイストレイは、テソンのソロコンサートを記念し、日本で限定販売された「公式グッズ」だ。

グッズと英語「Goods」をそのまま発音した用語で、アイドルの写真やロゴ、キャラクター等を使用して作成された商品を指す言葉だ。品目も多様である。

フォトブック、ポストカードのような古典的なアイテムから 靴下・ディフューザー・マカロンなど、ファッション・ライフスタイル・フードの全分野を網羅する。所属事務所で企画して製作する商品もあるが、パパブブレ、マグナム、MCMなどのホットブランドとのコラボレーションも進行する。

所属事務所が直接オン・オフライン売り場を運営してデパートにも入店した。
それでも(品物が)無くて売ることができない。
活動周期に合わせてコンセプト別に製作してみたら 人気グループの場合、新製品が出てくる瞬間に品切れ状態になる。 エンターテインメント業界でグッズは確実な金儲けを保障する‘キャッシュ カウ(Cash Cow)’に浮上し、ファンたちはグッズもアーティストの一部と感じて喜んで消費する。
グッズは愛の証であり愛情表現法だ。 スターだけでなくファン層自体を楽しむ文化になった。


 もちろんグッズは過去にも存在した。
20年以上前に 学校の前の文具店にはブロマイドとポストカードがかかっていたし、ファンたちはイベントがあればフィルムカメラで写真を撮ってプリントして売った。 デジタルカメラが登場して、DSLR(デジタル一眼レフ)が大衆化してファンたちが直接製作するグッズ、別名「非公式グッズ」も共に成長した。

写真の補正、編集プログラムの開発は、グッズ制作の敷居をより一層低くした。
SHINeeのファンたちが本格大砲※1時代を開いたことで有名だが、DSLRの大衆化時点と一致する。 IT発達の歴史がもれなくファン製作グッズの歴史でもあるわけだ。
ファンたちは自分達だけの観点でコンテンツを「生産」して、共通の関心を持つ者同士で「共有」し、実物を製作して「所有」し「販売」する。

 ファンが直接製作するグッズ品目の数は公式グッズに劣らない。
フォトブック、DVDを基本に、フォトカード、カレンダー、ポストカード、メモ用紙、マグカップ、付箋、ステッカー、ネックレスはもちろん、バンドエイドまで作る。

公式グッズが年間計画に沿って一定のコンセプトを持って出てくるなら、ファン制作グッズは 好みに応じて細分化されているのが特徴である。例えば、公式カレンダーにはアイドルメンバーたちが月に一度登場するが、ファンはそれぞれ好きなメンバーごとにカレンダーを作る。

好みに応じて、メンバー二人だけ選択してフォトブックを作ることもある。公式グッズでは、コンセプトに合わせた完ぺきに整えられた姿だけ登場するのに対し、非公式グッズは、コンサートでウィンクする姿、空港出国の姿など生のまま生きているスターの姿が入れられる。何よりも、すべてのスケジュールが追加され記録される。

 製作者は「大砲女神」と呼ばれるファンたちだ。
「'ママ백통※2'、'パパ백통'」と呼ばれる望遠レンズで公演会場、放送現場、製作発表会、出国場などスケジュールを付いて回って写真を撮る。 これらは各自ホームページを運営する"ホムマ (ホームページ マスター)"でもある。

舞台で踊る動作をしっかりキャッチしたり、補正を上手くやったりする特技があれば、ファンの間では職人のもてなしを受ける。ホムマドルは ホームページである程度の写真が溜ると、事前注文を受けてフォトブックとDVDを制作して販売し、スターの誕生日などの記念日に合わせて展示館をレンタルして写真を展示して映像会を開催する。

 最近グッズの大きな軸を担当するのはスターのキャラクター絵である。
絵を上手に描くファンが自分のスターを再解釈して、2次創作物を生み出す。
ディズニーランドのミッキーマウス、ミニーマウスのようなスターのキャラクター画像でステッカーを作成し、ポーチやマグカップにもプリントする。

ファンの間で最近最も人気のあるアイテムは縫製人形。
メンバーを動物に例えて、動物の仮面をかぶせたり、宇宙服、よだれかけなど赤ちゃんの着替えができるベビードール形にすることもある。EXOの場合、ツイッターで「EXO人形大乱」が起きたりもした。

スターの言葉をマイボトルやエコバッグに刻むこともある。
エコバックやマイボトルで一般的に使用される書体やデザインに従っているので、一般人が見ると 全くグッズだとは思えない。ファンはこれについて「一般人コスプレ」することができるアイテムだと言う。ファン達は、自分のスターのために画家にもなりデザイナーにもなる。実際の業界関係者が腕を振るうことも多い。

 所属会社の立場ではファンたちが製作する非公式グッズはどうすることも出来ない存在だ。
肖像権と著作権を全て侵害する行為だが、ファンたちが撮影した写真や映像、そしてグッズがより一層巨大なファンダムを形成するためだ。 何年か前にエムブラックの所属会社でファン製作グッズに対して強硬対応すると出たが、ファンたちがアーティストに背を向ける結果をもたらしたりした。

「列に並んで直接購入したり 定期的に監視しています。 違法であることを知っているが黙認しているんです。 ファンたちが作るグッズはとても立派で、時にはプランナーの立場で刺激を受けたりもします。」ある所属会社グッズプランナーの耳打ちだ。

アーティストにややもすると被害になることもあり、ホムマドルがグッズで暴利を取るという噂も繁茂し、何より非常に立派な公式グッズがあるのにファンたちが非公式グッズを作成し購入する理由は何だろうか?

「公式グッズと非公式グッズの中で何がより良いのか という質問には、ファンには何の意味もありません。みな良いんですよ。ファンが制作したグッズは時間の記録です。私がすべてのスケジュールを共にはできないでしょう。行っても写真を撮るためにあくせくするより、私の目に入れてくるのが望ましいですね。本当によく出てきていますが、実際クオリティが落ちても気にしません。その子のその瞬間を記憶できるようにしたことに対してお金を払っているんです。」

H.O.T.からEXOまでペンシムを止めたことがない三十五歳のファンは言った。
もちろん、彼女は会社では仕事の早さで評判の課長である。

 グッズ文化を作っていくのは能動的なファンたちだ。
度を超したファン層がマスコミに何度も暴露され、積極的なファンにはいつも「猛烈ファン」「サセンファン」のような否定的な語感の言葉が追い付くが、グッズ制作は広く見れば個人の好みであり、非常に創造的な趣味である。好きな対象を照らすために、あるいは好きな気持ちをもっと楽しく享受するために このように様々な方法を創り出す文化がまたどこにあるだろうか。

ファンたちはグッズを作って楽しくて、グッズを購入してもう一度嬉しくて、グッズを販売した収益金は寄付やサポートで間接的ながらアーティストに戻るので好循環構造だ。
どうせ「私のもの」にできない「対象」だからと ファンだからという独占欲は無く、良いことは共に享受しようという協力と分け前精神がグッズの質を高めてきた。

グッズは愛だ。 愛の表現には限界がなくて、真の愛には理由がないもの。
スターが存在する限りグッズも永遠だ。

(ソース VOGUE korea 2015年7月号


<雑記>

※1「大砲」 ~大砲のようなバカでかい望遠レンズを装着したカメラのこと。その「大砲」でアイドルを撮る女性ファンを「大砲女神」、「大砲お姉さん」と呼ぶ。

2013年8月 よみうりランド波プール前でのSHINeeのminiコンサートの際、プール自体が撮影禁止にも関わらず、有名なSHINeeの大砲姉2人が 撮影するため服を着たままプールの中に入り警備員に複数回注意されたが、それに従わず警備員を殴って逮捕されたことがある。

※2「백통」 ~ 高価な望遠レンズ、カメラの総称




K-pop最大数のファンを持つEXOとSMの対応
  ↓

◆ ファンが自分で作成する非公式のグッズ...販売ブログだけ数百箇所

アイドルグッズの地下市場


 ポータルサイトで「EXOグッズ」で検索すると、ブログだけでも300個以上出てくる。
この中の多くがEXOファンが自分で作ったグッズを販売しているブログだ。
アイドル公式グッズが産業的に成長する一角では、このように非公式グッズ市場もある。
ファンたちが直接作って売る一種の地下市場である。

去る6月に発売した正規1集が100万枚を見るほど大きなファン層を抱えているEXOは、現在の非公式グッズ系の大勢だ。
EXOグッズ制作ブログを運営している高校生のキム某(18)さんは「小学生から大学生まで"ペンジル"であり、趣味で非公式グッズを作っている。公式グッズよりも安く好みのデザインで直接作って所蔵しようと始めた」と話した。

これらは図案を専門的に描く人を「ドアノ」、工場に依頼して商品を製作して販売している人を「販売系」と呼ぶ。図案と販売を一緒にやる人もいて、図案を買って品物を作って販売するだけの人もいる。

正規商品では見られない多様なデザインのキャラクターステッカー・メモ紙・カレンダー・名刺・包装紙などの文具類が主な物品だ。
販売者は仮契約で需要を予測して隣人たちから正式注文を受けた後 製作費と発送費を勘案して値を付けて工場に注文を入れる。 スクラップ・後記イベント、おまけ等 ショッピングモールでありがちなマーケティング技法まで積極的に活用する。

企画事務所が報道用に配布した写真を活用して、図柄をコピーすることはしない。
配送を促すこともタブー視されている。専門ショップではなく、主に学生の趣味での運営だからだ。
購入したものを転売することもタブーだ。キムさんは「私たちが仮契約を受けて手作り包装した製品をもっと高値で再販するため その利己的な心が嫌いで禁止している」と言った。

 だが、許可なしで芸能人の肖像を活用して物を販売するのは全て不法だ。
キムさんは「Woollimエンターテイメントなどが非公式グッズを規制したことがある。
だがSMは、これを知っても問題視したことがないので大丈夫だと思う」と話した。

これに対してSM関係者は、「非公式グッズもファン活動の一つ」として規制することには控えめだ。
ファンたちのデザインアイディアを募集して公式グッズに活用するなど、これらのエネルギーを日陰から表に引っ張り出す方案を検討している」と語った。


(ソース 2014.1/27 news.jtbc.joins


2年前の記事なので、今もそうなのかはよく分かりませんが,,, 













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